地域家庭教育講座でセミナー講師を担当


2021年11月2日に中学校のPTA向け、地域家庭教育講座にてコミュニケーションセミナーをさせていただきました。

※後日広報誌にも大きく1ページ載せていただき、広報委員さんからたくさんお写真をいただきました。ホームページ掲載の許可を得ています。学校名は伏せます。

コロナ禍で開催を中止した学校がほとんどだった中、小規模ではありましたが、オンラインでなく対面形式で90分という濃密な時間をみなさんと一緒に学びあうことができました。

地域家庭教育講座とは、教育委員会より定められたPTA向けに行う家庭教育のための講座です。

ということで、今回は「思春期の子どもとよりよい親子関係を高めるコミュニケーション」というテーマで資料を組み立てていきました。

思春期の子どもと向き合うには、親はどういった姿勢をとったらよいか。どのくらいの距離感でいたらいいか。私自身も思春期の子どもを持つ親であるため、自身の話もふんだんに入れながら、またデータや文献を参考にしながら講義をしつつ、ペアワークも行い感想をシェアする時間も多くとりました。

今回のペアワークは、お友達ママさん同士で参加されることも多いだろうと思ったので、お題を決め、役を決め、演じていただくワークにしたので、とっても盛り上がっていました。楽しくて面白くて役立つ!これが私の講座の醍醐味です。

大人になった私たちが誰しも経験してきた思春期。個人差こそあれ、反抗期を経験してきた人も多いでしょう。親や周囲の大人や友人たちとの関係性が変化していったり、心と体のバランスをうまくとりにくい時期です。こういった時期に、一番近くにいる大人、親の声のかけ方、話の聞き方が大事になってきます。

どのようにしたら居心地の良い空間が作れるのか、どのように子どもの話を聴いたらいいのか、どうしたら子どもが話を聞いてくれるか。そんなところにフォーカスをあててスライドを作っていきました。

校長先生からは「ぜひ教員にも受けてもらいたい内容でした。」とご感想いただけて大変嬉しかったです。参加された保護者の皆さん、会長さんや委員会の皆さんからも、たくさんのご感想をいただけました。ぜひ、今後の子育てにご活用いただければ幸いです。

わが子の一番の理解者でいられるよう、親も学び続ける姿勢を持ち続けたいと改めて感じます。

素敵な機会をいただきありがとうございました。