2020/10/10は世界メンタルヘルスデーでした。
前日に親友が教えてくれました。私なら知ってるかもしれないけど!って。知りませんでした。教えてくれてありがとう。メンタルヘルスについて記事を書く機会を得られました。
10月10日わたしは、コーチとコーチングについて語る会マンツーマン60分、そしてコーチや教育者たちとワイワイ熱く教育について語る会90分、のZOOM2本だての学びの多い日でありました。
心の健康や精神衛生、カウンセリングを要する、鬱や悩み、ストレスなどとは対極の話をしていました。
ただね、
そうはいってもね、
コーチングもカウンセリングも表裏一体。
ポジティブとネガティブは紙一重。心の精神安定、捉え方次第で真逆のほうをむくことを私は身をもって知っています。
Vogue Japan You tube
トップモデルたちが語る、メンタルヘルスと働き方の実態。
VOGUE JAPAN

メンタルヘルスデーで沢山の著名人がYou Tubeでメッセージを上げていました。気になる方は検索してみてください。 鬱病を発症した、ネプチューンの名倉 潤さんの妻の渡辺 満里奈さんや、元AKBのトップアイドルたちのメッセージを聞くことができます。
私は、上記の VOGUE JAPAN ページが気になったので、リンク貼らせてもらいます。
みんな、人のことは良く見えて、著名人なら、葛藤がないだろう、幸せだろうと思ってるかもしれないけど、彼女たちの重圧は計り知れないものであろうと思います。
みんな、自分以外の人のことはすべて目に見える気がして、目に見えるものだけで構成されてる気がしちゃうけど、本当はそんなはずないよね。
きみの町で
親友がオススメしてくれた本。図書館にあったので借りてきました。私が読んだのは下記の単行本です。
どんな本なのかわからないまま、メンタルヘルスと関係のある本なのだろうなと早速読み進めました。
小学生の娘さんでも、すぐに読めたという本は、私でも確かにすぐに読むことができました。
きみの町で (単行本) 7.net
一番こころに残ったのはラストから2番目のお話。(単行本を読んだので友人が薦めてくれた方には載っているか定かではありません)
自由ってなんだろう、不自由ってどんなだろう
そんなことについて考えてみるエピソードです。
東日本大震災の時のこと
いくつかの物語で構成されていますが《あの町で》のお話しは2011年の東日本大震災の話。教科書に出てくるようなお話が並んでいて、答えは自分で探すような優しい哲学の本になっています。
先日、息子が受けた学校の授業の中で、震災に触れる機会があり、当時被災地で学生だった先生がお話をして、VTRも観たそうでした。
先生は涙し、子どもたちも数名泣いていたそうです。息子も、もらい泣きしそうになったと言いながら、どういう授業だったのかを夕ご飯を食べながら、話してくれました。授業でリアルな話を聞くことができた息子は、大変貴重な時間だったと思いますが、なかなかそういうわけにもいかないと思います。思い出すのは辛い過去ですが、向き合って後世に伝えていく意義のあることでもあります。
この本では、少しリアルに、けれど子供が読んでも大丈夫なくらいに、言葉を選んで綴っていましたので、そういう視点でみても良本だと思いました。
子どもに優しい哲学の話。大人も読んでみる甲斐があるし、親子で読んだら尚良いと思います。
周囲の理解
心の病は、理解するのが難しかったり、自分でも受け入れるのが困難だったり、周囲にも受け入れてもらえなかったり、時間もかかってきます。
鬱病と診断された経験のない私が憶測で、ものを語るわけにはいかない中で、言葉を紡ぐとしたら、「あなたはひとりじゃないよ」っていうことを理解してほしいし、そういう言葉を自分で肯定的に捉えられないときも、周囲がただひたすらに、まんま受け止めてあげて欲しいということです。
そばで見守ってくれる、応援してくれるっていうのは、それが身寄りであればあるほど、助けになります。救いになります。
頑張れって言わないとか、無理しないでとか、優しい言葉や態度のいろんな理解すべきことが症状によってきっとあるのだろうけど、
まずとにかくできることと言ったら、認める。受け入れる。
時間がかかっても、いずれ糸口は必ず見つかる。私がそばにいる。ってことを、伝えてあげたいですね。
この周囲の理解については、どんな人にも言えることです。
だって、人はどんなタイミングで急に、いきなり、突然、何が起こるかわからないのだから。
自分に見せてくれているのは、たったのたったの一部分かもしれないです。
どんな人のメンタルも大波小波の繰り返しだから、なるべく、小波のうちに言葉の魔力や思い込みの作用を知って、うまく波を乗りこなして欲しいと願っています。
私たちコーチという職を生業にしている人たちは、そういった思考の変換を学んだり、現場で体感したりしてきたという実績があるからこそ、あなたに響く言葉で伝えられることがあります。
違和感がある、現状を打破したい、前に進みたい
そんな気持ちがあったら、いつでも連絡してください。
私はあなたを受け入れる準備が整っています。待ってるね。